ABS制御系設計実験装置

ABS制御系設計実験装置 モデルPID-ABSC

【主な機能】

制御系設計実験装置 モデルPID-ABSC


実験室サイズのABSシステムモデルです。
車速は0〜50kmまで可変できます。
異なる路面状況下でのスリップ制御が行えます。
MATLAB・Simulink制御環境から実験を行えます。

【概要】
アンチブレーキシステム(ABS)は制動時にタイヤのロックを検知し、ロック時に自動でブレーキをゆるめる制御を行うことでタイヤロックによる空走を押さえる装置です。ABS制御系設計実験装置を使用すれば、様々な路面状況を再現し、ABSの動作を実演できます。ABSはDCモータにより駆動され、3つのエンコーダにより2つのホィールの回転角度、自動車懸架装置のレバー角度を測定します。

【システム構成要素】
ハードウェア
・メカニカルユニット:剛性フレーム、ダブルホィール、DC高トルクモータ、電気機械ブレーキ、
 ショックアブソーバー
・インターフェース、電源ユニット
・データ収集ボード
ソフトウェア
・MATLAB制御・シミュレーションツールボックス

【仕様】

寸法 48cm(L)×37cm(W)×54cm(H)
重量 20[kg]
底部ホィール最大速度 2344[rpm]
角度位置測定精度 0.175°
バランスレバーに作用する重力、ショックアブソーバートルク 19.62[N]
上部ホィールの半径 0.0995[m]
底部ホィールの慣性モーメント 7.53 10-3[kgm2]
上部ホィールの慣性モーメント 25.6 10-3[kgm2]
スリップレンジ [0÷100] [%]

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